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10.08.20上半期の日中貿易、輸出入とも過去最高
7月に発表された財務省貿易統計(円ベース、輸出は確報値、輸入は速報値)を日本貿易振興協会(ジェトロ)がドル建てベースに換算してこのほど発表したが、それによると今年上半期(1-6月)の日中貿易は総額で1,383億7,395万ドルと前年同期に比べ34.5%増となり、08年下半期以来3半期ぶりに前年同期を上回って、半期ベースでの過去最高を更新した。うち、輸出は684億2,967万ドル(47.1%増)、輸入は699億4,428万ドル(24.2%増)だった。
輸出は、中国国内需要の拡大に加え、中国から日米欧向け輸出の回復もあり、中国での完成品生産に必要な部品・原材料や自動車などの完成品の輸出が増加し、上半期の輸出額は半期ベースで過去最高を記録した。
輸入は、日本経済の回復に伴う需要増大を受けた電気機器等の完成品の輸入が増加したほか、食料品の輸入も回復傾向にあり、輸入額は上半期ベースで過去最高を記録した。ただ、衣類・同付属品の輸入は、衣料品に対する家計支出が減少していることや一部企業による生産拠点の第三国への移転などもあり頭打ちの傾向が強まっている。
下半期は中国経済の伸び鈍化が予想されるも、引き続き9%以上の成長率の達成を予測する見方が大勢で、日本の対中輸出は、伸びが鈍る可能性もあるが引き続き増加が見込まれる。
輸入も、上半期で伸びの高いスマートフォンなど携帯電話、エコポイント制度の実施などに伴う液晶テレビ等の需要増大が見込まれることなどから、引き続き増加が予想され、これらを勘案すると、通年の貿易額は、過去最高を記録した08年を上回る可能性が高い。
他方、日中貿易の収支は、一貫して日本側の入超だが、輸出の伸びが輸入の伸びを上回る状況が継続すれば、10年の赤字幅は、94年(88億8,444万ドル)以来16年ぶりに100億ドルを割り込む可能性が高い。














