新着情報

JIFFAの最新ニュースをお届けします。

日通総合研究所は8日、東日本大震災によるわが国生産・調達システムへの影響について、荷主企業に対するアンケート調査をもとに『日通総研ロジスティクスレポート』をとりまとめた。調査では東北地方の生産体制が厳しい状況下にあること/震災発生を引き金に「生産・調達先の海外へのシフト」の動きが加速されたことを浮き彫りにする結果がでた。調査は6月上旬に荷主企業(製造業、卸売業)2,500事業所に実施した。

調査結果によると東北地方での生産を国内他地域・海外にシフトする動きについては回答事業所数177件(複数回答)のうち「現状のまま東北地方での生産を継続」が134件(75.7%)と約4分の3にとどまった。

一方では「東北地方以外の国内他地域に生産の一部(全部)をシフト」は14件(7.9%)「日本以外の国に生産の一部(全部)をシフトする」は4件(2.3%)となったほか「現状では決めかねているが将来は他地域・海外にシフトの可能性あり」が9件(5.1%)、「まだ分からない」が17件(9.6%)。

原材料・部品・製品などの調達先を東北地方から国内他地域・海外にシフトする動きは回答事業所数500件(複数回答)のうち「現状のまま東北地方からの調達継続」は242件(48.4%増)と過半数を下回る一方「東北以外の国内他地域に一部(全部)の調達先をシフト」は126件(25.6%)「日本以外の国に一部(全部)の調達先シフト」50件(10%)のほか「現状では決めかねているが、将来的には他の地域・海外シフトの可能性」67件(13.4%)「まだ分からない」が45件(9%)。

生産・調達の一部(全部)シフトの理由は、回答事業所数件171件(複数回答)中、過半数が「生産・調達拠点が廃業したためあるいは生産・調達拠点における生産活動の再開の目処がたたない」(92件:53.8%)「リスク回避策として生産や調達先をより分散する」(86件:50.3%)をあげた。


Copyright© 2000- Japan International Freight Forwarders Association Inc. All Rights Reserved.