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ユーラシア開発銀行(EDB)は、ロシア・カザフスタン・ベラルーシ・アルメニアの5カ国で構成するユーラシア経済連合(EAEU)経由による中国と欧州を結ぶ鉄道コンテナ輸送が中国の「一帯一路」(シルクロード経済圏構想)の推進で急速に発展、2017年の13万1,000FEUから2020年には22万5,000TEUへ71.7%増加、2030年には約2倍の50万FEU、長期的には200万FEUに増えると見通した。このほど発表した"Silk Road Transport Corridors"と題する報告書の中で予測したもの。
中国〜欧州間の輸送は海上が98%と大部分を占め、航空が1.5〜2%、鉄道は0.5〜1%に過ぎず、うちコンテナ貨物は80%(中国→欧州が90%、欧州→中国が70〜75%)が海上輸送されており、鉄道に誘致するには輸送インフラの整備とEAEU諸国の支援が前提条件になると指摘する。
また、鉄道運賃が需要拡大を図る重要な要素で、2011年の9,000ドル/FEUから2017年には5,000ドル/FEUへ40%下落した結果、コンテナ輸送量は19倍に増加した。現行の運賃水準が続けば、輸送量は2018年に1.5倍の20万TEU、20年には2倍の50万TEUに達し、さらに運賃水準が4,000ドル/FEUへ下落すれば輸送量は2021〜2030年に2〜2.5倍の50万TEUへ拡大するものの、運賃が現行水準にとどまれば、2030年以降減少に転じると予測している。
ただ、EAEU諸国が中国の「一帯一路」政策を後押しするため中国の輸出商品の輸送ハブ構築へ投資を推進していることから、輸送量が減少する可能性は少ないとみている。
EDBでは、EAEUの鉄道ネットワークで年間270万FEU(540万TEU)の輸送が可能とみる。内訳はEAEU→中国が5万FEU、欧州→中国が15万FEU、欧州→EAEU12.5万FEU、中国→EAEUが25万FEU、中国→欧州が210万TEU、EAEU→欧州が2.5万FEUとなっている。
(オーシャンコマース提供)














