新着情報
JIFFAの最新ニュースをお届けします。
18.05.16WTOの貿易円滑化協定全面導入へ作業を強化
世界貿易機関(WTO)は2日に開催した貿易促進委員会で貿易円滑化協定(TFA)の全面導入を確保へ向けた作業を強化することにした。
TFAは、2013年12月にバリ島で開催されたWTOの第9回閣僚会議で採択されたWTO発足後初の多角的協定。国際貨物の移動、引き渡し、通関などの手続きを迅速化することを主な内容としており、貿易の円滑化や通関手続きについて税関当局と税関以外の関係機関との間の協力関係を強化するためのさまざまな措置が設けられている。
WTOによると、メンバー国の3分の2にあたる164カ国が批准し昨年2月22日発効、メンバー136カ国の約83%が批准手続きを完了、批准国の59.7%が導入済み。うち先進国は100%が実施済みだが発展途上国は58%、後発途上国は21.2%にとどまっている。このため、発展途上国や後発発展途上国における各国の能力の違いを考慮し3つのカテゴリーに分けて導入を進めていくことになった。
WTOの調査ではTFAにより、貿易取引の費用が平均14.3%低減、所要日数が輸入貨物で1.5日・47%短縮、輸出貨物は約2日・91%も短縮され、国際商品輸出にとり約7,500億ドルから1兆ドルの利益につながるとしている。
(オーシャンコマース提供)














