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ハンブルク港とMetransグループはリトアニア国鉄(Lithuanian Railways)とハンブルク港ルートへの協力を強化するため、リトアニアの首都ビリニュスで関係強化の覚書を交わした。また、ドイツ物流大手のHamburg Hafen und Logistik AG(HHLA)のIntermodal子会社Metransとリトアニア国鉄は、国境を越えた物流の促進と改善のための意向書を締結した。

ここ数年、リトアニア経済は急成長し、2018年の第1四半期には、リトアニア統計局による経済の信頼感指数がここ10年での最高水準に達し、同国の企業は潤沢な発注と高い設備稼働率のため、新たに機械、プラント、建物への投資を急増させている。さらに、EUからの補助金もあり、リトアニア財務省は2018年の生産額は前年比倍増を予想している。

ハンブルク港とリトアニア間の海上輸送貨物量の昨年実績は記録を更新、前年比7.8%増の約12万8,000 TEUだった。また、ハンブルクとリトアニア間の鉄道貨物輸送も重視し、リトアニア内の新設路線、Rail BalticaとEast-West Transport Corridorのインフラ開発プロジェクトを進めている。

Rail Balticaはワルシャワからカウナスとリガ経由でタリンまで運行予定の鉄道路線で、さらにフェリーまたはトンネルでヘルシンキに接続、路線運行にはEU加盟国のポーランド、リトアニア、ラトビア、エストニア、フィンランドがかかわる。

今年6月にHHLAはタリン近くのムーガ(Muuga)でエストニア最大のコンテナ・多機能ターミナルTransiidikeskuse ASを取得した。こうした背景からHHLAの子会社のMetransはエストニアの新しいバルト海ターミナルとMetransネットワークとの接続を強化するためのRail Baltica鉄道路線は1,520mmのロシアの広軌ではなく、西ヨーロッパの標準軌1,435mmゲージ(新幹線と同じ)を使用して建設、少なくても950km延長する計画。

リトアニア鉄道は、さまざまな方面に1,520mmと1,435mmのゲージを備えた路線を持つが、ベラルーシ、ロシア、ウクライナ、ラトビア、ポーランド、カザフスタン、中国、トルコ、ドイツ、スカンジナビア、イタリア向けが中心となっている。同鉄道はビリニュス、カウナス、セストカイ(Sestokai、広軌・標準軌が分かれる)で最新のインターモーダルターミナルを運営し、コンテナやセミトレーラー輸送だけでなく、通関書類やコンテナ保管などの付帯サービスも提供している。


(オーシャンコマース提供)


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