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欧州委員会は英国の合意なきEU離脱が現実となった場合の緊急アクションプランを提案、その中で、輸送関連では英国-EU間の航空便の運航や英国陸送業者によるEU領域への貨物持ち込みの暫定的継続を認めた。

アクションプランは来年3月29日に合意のないまま英国が離脱した場合に大きな混乱が発生しそうな分野についての緊急措置を法案としてまとめたもので、国際輸送もその一つに含まれている。

この提案では英国-EU間の特定航空サービスの12カ月間延長、特定の航空安全免許の9カ月延長、また、英国輸送業者によるEU領域への貨物持ち込みも9カ月延長することが含まれており、いずれも実現には立法化が必要となっている。EUは互恵主義のもとで英国にも同様の措置を求めているが、英国はすでに9月にEUに対して同じ内容の申し入れをしているので双方の合意は得られているものとみられる。

EUは、これらの緊急措置は英国-EU間の航空輸送サービスすべてを現行の条件のままで継続保証するものではないと明言しているが、詳細については明らかにしていない。

また、EUは加盟国が今後個別に英国と2国間航空協定を交渉する必要はなく、EU全体と英国との2者間の関係を望んでおり、すべてのEU加盟国航空会社はこれまで通り英国との基本的航空ルールを平等な立場で継続できるとしている。

EU以外の資本関係を保有する航空会社については、域内での運航免許や域内サービスの自由は過半数のEU資本と支配権のもとで運航される航空会社に限られ、英国の離脱でこの条件が満たせなくなった場合はEUの免許は失効することを強調している。

欧州委員会は緊急アクションプランが3月29日までに効力を発することができるよう、欧州議会と欧州理事会に法案の採択を求めた。



(オーシャンコマース提供)


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