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21.02.2220年の世界コンテナ荷動き1.2%減:BIMCO
ボルチック国際海運協議会(BIMCO、英国)のデータによると、2020年の世界コンテナ輸送量は予想を下回る前年比1.2%減にとどまった。上半期は6.8%減少したが、下半期に前年同期より4.2%増え、急回復した。
極東/北米航路の往航の荷動きがもっとも増大し、2020年下半期は上半期に比べ360万TEU、前年同期比210万TEU増加し、通年でプラス成長(140万TEU増)を達成し、主要航路の中で、年間を通じてコンテナ輸送量が唯一プラスを記録した。極東/欧州航路の往航は20年上半期に110万TEU減少し、下半期には20万TEUしか増加せず、通年で前年比5.2%減少、アジア域内航路のコンテナ輸送量は上半期に4.0%減少し、下半期も2.2%しか増加しなかった。
輸送需要の急増は、コンテナ船のスポット運賃だけでなく、用船料にも反映、20年6月以降、用船料はV字型に回復し、すべての船型で、新型コロナウイルス(COVID-19)流行前の水準よりもはるかに高くなっており、足元の6-12カ月の定期用船料は、1,700TEU型が13,700ドル/日、3,500TEU型は23,000ドル/日、8,500TEU型で42,000ドル/日となっているにもかかわらず、船社はスケジュールの安定化を確保するためにより多くの船腹を確保しようとしていると指摘している。
船腹需要が高いのは、2020年に解撤(スクラップ)が急激に減少し、年間で18万8,800TEU、10-12月期には、フィーダー船が7,448TEUスクラップされただけで前年同期比70.9%も落ち込んだ。
同時に新造船の発注量は増加、年間で65隻・75万1,057TEUとなり、2020年のコンテナ船腹量は2.9%増加し、85万7,616TEUが追加された。
BIMCOでは、ここ数カ月の運賃上昇は、コンテナ船市場のファンダメンタルズが改善したことを意味するとは考えておらず、長期的には過剰船腹の問題に直面するとしている。
ここ数カ月の相次ぐ新造船発注は、この状況を悪化させるものの、2021年のマーケットは2020年よりも良くなると予測している。
(オーシャンコマース提供)














