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世界貿易機関(WTO)が先週発表した2021年3月の商品貿易指標(Goods Trade Barometer)は109.7と、ベースラインの100をほぼ10ポイント上回り、前年月比で21.6ポイントも大幅上昇し、昨年上半期の急激な落ち込みから、2021年も世界の商品貿易が回復を続けていることを示した。同指標は輸出受注や自動車生産・販売などから算出、100を上回れば商品貿易が拡大、下回れば縮小傾向を示し、世界貿易の実態をいち早く把握する指標となっている。  直近の1カ月では、指標を算出する基となる構成要素指標のほとんどが上昇し、商品貿易の広範な回復を浮き彫りにし、貿易拡大ペースが加速していることを示した。

このうち、高い上昇率を示した指標は輸出発注指標(114.8)国際航空貨物指標(111.1)、電子部品(115.2)で、これらはすべて短期的な貿易動向を予測するもの。また、消費者心理の改善を反映し自動車生産・販売指標が105.5、自動車部品も105.4と強含みとなり、コンテナ海運指数は106.7と新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)の間もうまく持ちこたえている。

最新の商品貿易指標は、3月末に発表され WTOの貿易予測とほぼ一致。この予測では2021年の世界の商品貿易量は、2020年の5.3%減から8%増に転じるとみており、2021年の第1四半期(1-3月)と第2四半期(4-6月)の四半期貿易量統計はまだ発表されていないが、前年比で非常に強い成長を示すと予想されているが、COVID-19の感染の波は、貿易の回復を容易に弱体化させる可能性があるため、貿易の見通しに最大の脅威をもたらし続けていると指摘している。


(オーシャンコマース提供)


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