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船社や大手フォワーダー、港湾管理当局が参加する相互保険組合のTT Club(本部:ロンドン)は、サプライチェーンのリスクに長期的な変化が発生、新たなリスクアセスメントが必要と強調した。

Dorota Jilliシニアアンダーライターが欧州港湾協会(ESPO)年次総会で発言したもので、同氏によるとパンデミックとロックダウン、ウクライナ戦争、エネルギー・食料価格のインフレ、部品・原材料の供給遅れ、市場と調達地域の変化など社会的、地政学的な根本的変化が起こっておりサプライチェーンのショック吸収能力が弱化、具体的なリスクとしては混雑や封鎖にともなう遅延と放棄貨物の増加で荷受人の破産や商品不要化の発生率が高まり、特にチッタゴンでのコンテナ火災に代表される危険物の長期保管にともなう危険が増している。また港湾、内陸施設での盗難も増加、これまでの高級品、電子機器ではなく食品、飲料なども対象となっているほか貨物のオーバーフローに対応した臨時の内陸施設で盗難リスクが高まり、TT Clubでは長期的なリスクプロファイル開発と平行する緩和策としてデータ分析と業界の認識向上を急いでおり、事業者は事業全体での適切なリスクアセスメントを確実にすることが重要と助言した。


(オーシャンコマース提供)


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