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東北地方太平洋沖地震によるコンテナ港湾への被害について 14日夕現在、京浜港では東京港が大井で背後の大井海貨5号の建物の一部にクラックが生じたほか一部クレーンの点検を要したものの大井および青海のコンテナターミナルそのものはいずれも正常に稼働している。横浜港も大黒埠頭での一部水溜まり現象や護岸の段差が生じたものの復旧工事の実施などで基本的には本牧、大黒ともに通常通り稼働。千葉港についてもガントリ−クレーンおよびバース・エプロンに被災はなく14日も本船が入港、荷役している。

しかし、東北地域の港湾では仙台塩釜港(仙台港区)の高砂コンテナターミナルでガントリークレーン 4基は立っているが電気系統が壊れレール損傷や舗装の損壊、コンテナの倒壊・流出、船溜まりでのコンテナ火災なども発生、壊滅的な被害で事実上のクローズとなり現時点では復旧の見通しが立っていない。

小名浜港もターミナルが約50〜100cmの冠水があったほかガントリークレーンもレールにゆがみがあり運転不可の状態で、コンテナが海水を浴び、段積みのずれや CYとつなぐ道路の液状化もみられ、復旧はめどが立っていない模様だ。

八戸港では、コンテナバースおよびクレーンは被災がないものの津波の影響で航路泊地が埋まり、本船は入出港できない状況にあり、今週いっぱいかけて航路水深の測量を急ぎ、安全確保の確認を行う。

茨城港は常陸那珂港区でガントリークレーンのレール破損から動かず、ヤード整備工事の破砕機の浸水被害やコンテナ流出などで利用できる状態になく、直背後のメーカー工場も沈下、また鹿島港も同様でポートクローズの状態にある。

ただ、震災による直接的な影響ともいえないが、千葉港では計画停電になると非常用電源の備えがなく、その対応が問題とのことで、他港にもそうしたケースは見込まれるほか、軽油不足による手当て難でガントリークレーン運転への影響を懸念する声もきかれる。


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