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OECD(経済協力開発機構)のITF(国際交通フォーラム)が先週まとめた最新貨物輸送データによると、今年6月の海上・航空輸送の国際貨物トン数は世界的な経済低迷が続くなか、依然として2008年の金融危機前の水準を下回った。ドイツに依存する欧州経済は全体的に低調、アジアは世界経済の成長をけん引、荷動きも今年第1四半期(1-3月)に落ち込んだあと回復、道路、鉄道の内陸輸送はEUが落ち込む一方で米国、ロシアの鉄道は危機前の水準に成長している。

国際貨物全体は依然不安定でEU、米国トレードは危機前のピークだった08年6月を下回った。米国、EUとも昨年11月に危機前の水準に回復したが再び落ち込み、それ以降1%低下、米国からの海上貨物は昨年第4四半期以来、危機前を6%下回る水準が続き、EUの海上貨物も危機前を1%下回っている。

一方でアジアの内需が引き続き成長をけん引、EU、米国からアジア向け航空貨物は1年間不振が続いたあと、回復の兆しを示した。

EU、米国からアジア向け輸出海上貨物は08年6月の水準をそれぞれ61%、25 %上回り最高となったが、アジアからEU、米国への輸入海上貨物は依然として危機前を下回り不振が続いている。全体的にはEUからの海上貨物(-7%)を除き危機前の水準に回復している。

EUの道路貨物は今年第1四半期に危機前より10%低下、鉄道貨物も落ち込んだが、米国、ロシアの鉄道貨物は第1四半期に危機前を5%上回って以降、強含みで推移している。


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