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日本トランスシベリア複合輸送業者協会(TSIOAJ)は18日の会合で、9月27-28日にフィンランドで開かれた第21回シベリア横断鉄道調整評議会(International Coordinating Council on Transsiberian Transportation:CCTT)年次総会の結果を報告した。それによると、総会でヤクーニン会長(ロシア鉄道社長)が2011年のTSRの取扱実績は前年比27%増の56万TEUで12年は23%増の見込みとしたうえ「ロシア鉄道は日中韓と欧州の一部を結ぶ輸送幹線として2030年に向けEU諸国と協力しながらサービスの強化策を策定中」と述べたという。

さらに「近代化への投資額は780億ルーブルと限られているが、現在進行中のユーラシア大陸鉄道輸送のRail Waybillの一本化は好ましい動きだ。同時にElectronic Train化が進んでおり電子通関、トレースなどITシステムの高度化も目指している」としたほか「現在鉄道ワゴンは在庫過剰であり、その点では輸送コストは下がる傾向にある」と述べロシア鉄道はユーザーの利益を優先して事業を展開すると話した。

TSIOAJの小牧哲夫会長(日新取締役常務執行役員)も初のスピーチを行い、日本の協会としてもフィンランドトレードとロシアCISとの二国間輸送に力を入れていくと強調。11年の日本出しロシアCIS向けは前年の25%増しで12年も前年比20%増を予想し「日本企業の生産拠点が東南アジアにシフトしており、世界的なサプライチェーンのなかにTSRを主要輸送ルートの一つとして位置付け、広域物流システムやネットワーク構築を進める」考えも述べた。


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