新着情報

JIFFAの最新ニュースをお届けします。

日本貿易会(JFTC)がこのほどまとめた16年度のわが国貿易収支・経常収支の見通しによると、商品別貿易(通関ベース)は輸出が世界経済の成長ペースに合わせて総額が前年度比2%増の77兆3,870億円と4年連続の増加、一方で輸入は堅調な内需によって総額が1.7%増の79兆1,500億円と3年ぶりプラスに転じると予測。経常収支見通しについては貿易収支が黒字に転じ、経常収支は3年連続の黒字拡大を見込んだ。

商品別貿易のうち輸出は、15年度の総額が新興国の成長鈍化を受け1.6%増の75兆8,610億円で、数量が2.2%減、価格は3.9%上昇する。続く16年度は数量が0.5%増、価格が1.5%上昇する。輸出の50%を占めるアジア通貨に対する円高と数量の伸び悩みが続く、とした。

一方の輸入は、15年度が総額で7.1%減の77兆8,550億円で数量は1.5%減り、価格そのものは5.7%下落する。さらに16年度になるとエネルギー価格下落が実質所得を拡大し国内需要を押し上げるとともに17年4月の消費増税を控え、数量は0.9%増と微増に転じ、資源価格の下落は落ち着くことで輸入価格も0.8%上昇と、持ち直すとみている。

経常収支は、15年度が前年度の7兆9,309億円を大幅に上回り17兆3,720億円の黒字となり2年連続で黒字が拡大する。

16年度については18兆5,190億円の黒字となり3年連続で黒字が拡大する。内訳は、輸入を上回る輸出の増加で貿易収支6年ぶりに320億円の黒字に転じ、サービス収支は受け取り増が続き、赤字が1兆620億円に縮小、第一次所得収支黒字は引き続き拡大し21兆5,690億円へと拡大を見通している。



(オーシャンコマース提供)


Copyright© 2000- Japan International Freight Forwarders Association Inc. All Rights Reserved.