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19.11.27ICCが電子ATAカルネ手続きの実証実験に成功
国際商業会議所(ICC)はこのほど貿易を一段と促進する電子ATAカルネ(通関手帳)の利用に世界で初めて成功した。スイスのチューリッヒ空港で10月20日、輸出貨物の電子ATAカルネを用い輸出手続き、2週間後の11月2日にカナダからスイスへ再輸入された貨物でICC ATA Carnetアプリを使いICC ATA Carnetポータル経由によりチューリッヒ税関で電子通関手続きしたもの。
ATAカルネはATA条約に基づき、職業用具、商品見本、展示会への出品物などの物品を外国へ一時的に持ち込む場合、外国の税関で免税扱いの一時輸入通関が手軽にできる通関手帳で、外国への輸入税の支払いや保証金の供託が不要となる支払い保証書でもあり、一つのATAカルネで通関手続きの異なる数カ国の税関でも使用でき、現在78カ国が加入している。
ICCは昨年、マーキュリーIIと呼ぶ電子ATAカルネパイロットプロジェクトを導入、今年10月2日からベルギー、中国、ロシア、スイス、英国、米国を対象国に6カ月間にわたる実証実験を実施しているもので、ICCでは本格化すれば電子ATAカルネにより世界の関係者の間で取引の促進だけでなく、データの安全性が高まり、エラーの減少、運用の改善につながることから期待をかけている。
(オーシャンコマース提供)














