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欧州から情報によると、新型コロナウィルス(COVID-19)の感染拡大に伴う都市封鎖の影響で、封鎖前に欧州の荷主が発注したアジア、中国からのコンテナ貨物がロッテルダム、アントワープ、ハンブルクなどの主要港に滞留しはじめ、一方で輸出用のコンテナ不足が目立ってきているという。

欧州では都市閉鎖により生産活動が全域でほぼ停止状態となっているため、荷揚げされた輸入貨物が配送されることなく港に滞留、サプライチェーンに深刻な影響を及ぼす懸念が出てきた。

輸入業者の倉庫はすでに満杯状態で、新たに欧州で荷揚げされた貨物はコンテナバースに4~5週間滞留を余儀なくされているという。今後も流入するコンテナの総量は例年よりも低水準で推移すると見られるが、欧州の消費も大幅に減少しているため、港湾での滞貨によってサプライチェーン全体に混乱をもたらす懸念が高まっている。

一部ターミナルでは臨時のコンテナ蔵置場を開設しているほか、欧州向けコンテナをピレウス、アルヘシラスなどの積み替え港で一時保管する案も浮上している。

一方で中国の閉鎖措置が緩和されるのに伴い輸出需要も回復してきているが、輸出業者は食品輸出用のリーファーをはじめ輸出用コンテナの不足に直面しており、混乱の解消にはまだ時間がかかると見られている。


(オーシャンコマース提供)


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