新着情報
JIFFAの最新ニュースをお届けします。
20.06.1120年は航空輸送の歴史で最悪の年:IATAが見通し発表
国際航空運送協会(JAFA)はこのほど航空業界の業績見通しを発表、今年の航空会社の売上高は世界全体で4,190億ドル(約45兆円)と前年の8,380億ドル(約90兆円)から半減、最終損益は前年の264億ドルの純利益から一転して843億ドル(約9兆円)の純損失となり、これは毎日2.3億ドル(約247億円)の損失を積み重ねていることになる(IATAのジュニアックCEO)。売上高純利益率はマイナス20.1%とこれまで最低だったリーマンショック後のマイナス4.6%(2008年)を大きく下回り、航空輸送の歴史で最悪の年になると予想した。
とくに旅客部門は新型コロナウィルスの影響によって壊滅的な影響をうけ、20年の需要は前年の4.2%増から54.7%の減少へ、イールドは同マイナス3.0%からマイナス18.0%へと大幅に悪化、その結果収入は同6,120億ドルから2,410億ドルへと前年の水準の40%まで落ち込むと見込まれている。
一方、貨物部門は需要の伸び率が貨物トンキロベースでマイナス16.8%と2ケタ減、物量では17%減の5,100万トンへと縮小するもののキャパシティの減少で貨物イールドは前年のマイナス5%からプラス30%へ上昇、その結果収入は前年比8.2%増収の1,108億ドル(約11.9兆円)と過去2番目の記録になり、航空会社の収入全体に占めるシェアも前年の12%から26%へ跳ね上がるとIATAは予測している。
2021年は売上高が5,980億ドル(約64.2兆円)へと42%改善する見込みだがそれでも2019年の8,380億ドルに比べると29%のマイナスで、ほぼ2010~2011年当時の水準となる。旅客需要は50%増の3兆3,840億人(20年は2兆2,460億人)に反騰するが過去最高だった2019年の4兆5,320億人には遠く及ばず2014年の水準にとどまる見通し。貨物は今年の基調が持続し、売上高は前年比25%増の1,380億ドル(約14.8兆円)と過去最高を記録し、収入全体のシェアも23%と従来の2倍に拡大すると見られている。
(オーシャンコマース提供)














