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国連貿易開発機関(UNCTAD)は先週、2020版海上輸送報告書を発表、この中で世界の海上荷動き量は貿易摩擦の影響で2019年に前年比2.5%増と2018年の5.1%増から勢いを失っていたが、2020年は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)で4.1%減のマイナスに転じるが、2012年には4.8%増に回復すると予測した。ただ、東アジアは、パンデミックの第1波の後、海上貿易は他の地域よりも比較的良く、この傾向は7月にさらに顕著になり、輸入は4%減、輸出は他の世界地域の2ケタ減とは対照的に1%減にとどまる一方で、サブリージョンの西アジアと南アジアの輸入は23%減、輸出は29%減と急激な減少がみられた。

とくに、衛生対策と労働者不足による輸送とロジスティクスの制約で、中国や他の国から東南アジアの工場への部品のタイムリーな配送が妨げられ、ベトナムを通じた直接供給、陸上輸送から航空輸送へのシフトなどの対策が講じられたと分析している。
 また、パンデミックによって引き起こされた海上貿易に対する影響の一つは港湾での貨物搬出入や周辺での貨物の移動の制限による港湾混雑で、特に影響を受けたのは造船部門で、アジア諸国は新造船の納入遅れ、リサイクル活動を凍結しなければならなかったことをあげた。

グラフは2006~2020年のGDP成長率と海上荷動き成長率の推移。



(オーシャンコマース提供)


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