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欧州委員会の競争総局(DG-COMP)は23日、欧州荷主協議会(ESC)、欧州フォワーダー協会(CLECAT)とオンライン会議を開催、アジア/欧州航路におけるコンテナスポット運賃の高騰がコンテナ船社のコンソーシアムを欧州連合(EU)の競争法から一括適用除外する規則(BER)違反で船社を調査するのに十分な正当性があるとは見なしていないとの見解を示した。

ESCとCLECATは1月4日、DG-COMPに共同書簡を送り、船社による契約違反、ブッキングの受け入れに関する不合理な条件の確立、契約で合意したものをはるかに超える運賃の一方的な設定などの慣行から生じる問題で、欧州のサプライチェーンがより歪められていると警告、世界の他の地域の規制当局と同様の行動をとるよう求め、法外な値上げに関するデータを提示し23日にオンラインで対話したもの。

ESCの発表によると、会議で欧州委は最近の値上げを含め、現在の市況の状況を十分に認識しているとしたうえで、これは、主に新型コロナウイルス(COVID-19)の影響による輸送需要の減退と急増によるもので、BERの審査を開始するのは、3年後の見直し時、または証拠に基づく法律違反の苦情が寄せられた場合だとの考えを示した。

ただ、世界情勢は少なくとも世界の他の地域の競争当局との話し合いを正当化しており、2019年に開催した米連邦海事委員会(FMC)、中国の商務省との会議を再開する意向を示し、さらにESCとCLECATに対し、現在の市場問題への共通のアプローチを見つけ、行動計画を立てることを目的にすべての利害関係者間の対話を確立したいと述べた。

欧州委は昨年3月下旬、4月25日に期限切れとなったBERを2024年4月25日まで4年間延長すると発表した。ESCとCLECATでは「今日のように」BERの特権を「乱用してはならない」と船社に警告、欧州委に正式な苦情を申し立てるケースがあるかどうかを検討していくことになった。


(オーシャンコマース提供)


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