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21.10.082050年までにCO2ゼロに, IATAが総会で決議
国際航空運送協会(IATA)は4日から米国ボストンで開催している年次総会で、航空機から排出されるCO2を2050年までに実質ゼロとする決議を採択した。この目標を達成するため、2050年に消費される航空燃料の65%(4,490億リットル)を持続可能な航空燃料(Sustainable Aviation Fuel:SAF)へと代替することを目標に、段階的にSAFの比率を高めていくロードマップを策定した。
それによると、2050年でのSAF消費量は4,490億リットルと算定し、2025年には航空燃料全体の2%に相当する79億リットル、2030年は230 億リットル(同5.2%相当)、2035 年に910 億リットル(同17%相当)、2040年に2,290 億リットル(同39%相当)、2045 年は3,460 億リットル(同54%相当)のSAF生産が必要だと試算した。
カーボンニュートラルに向けての手段は、代替水素などの新しい推進機関を持つ航空機で13%CO2を削減、運航効率の改善で3%を吸収、さらに二酸化炭素の回収などで11%、カーボンオフセットで8%を処理できるとの考えを示した。
また、ケースシナリオは、2035年に飛行時間30分~90分のコミューター航空では電気航空機や水素航空機が使われるようになり、2040年には45分~120分の短距離フライトで水素航空機が利用可能になると見通した。
IATAは2019年の年次総会で、2050年までにCO2排出量を2005年の50%まで削減するなどの行動計画を策定していたが、世界的な地球温暖化対策を受けて、カーボンニュートラルに向け取り組みをさらに加速させることを決めた。
(オーシャンコマース提供)














