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23.08.31先週の北米、北欧州向けFBX上昇
コンテナ海上輸送見積もりをワンストップのオンラインサービスで提供しているFreightos(香港)が29日に発表した先週のFreightos Baltic Index(FBX)と呼ぶスポット運賃指数は、アジア発北米西岸向け(FBX01 Weekly)が前週比5%上昇し2,029ドル/FEU、アジア発北米東岸向け(FBX03 Weekly)が3%上昇し3,075ドル/FEU、アジア発北欧州向け(FBX11 Weekly)は2%上昇し1,747ドル/FEU、アジア発地中海向け(FBX13 Weekly)は1%下落し2,313ドル/FEUだった。FBXは世界の主要12航路における1,800万件にのぼる運賃見積もりを収集しFEUあたりで表示している。また、航空貨物運賃指数のFreightos Air Indexは、中国発北米向けが6%上昇し4.02ドル/kg、中国発北欧向けが3%下落し2.91ドル/kg、北欧州発北米向けも4%下落し1.67ドル/kgだった。
Freightosの分析によると、米国の小売支出は、景気が冷え込むなかでも持ちこたえているが、主要小売企業の売上げにはバラツキがあり、Amazon、Walmart、TJXが第2四半期に好調な数字を計上した一方でMacy’s、Dick’s Sporting Goodsなどは振るわず、消費鈍化の兆候が見られる。
また、米国の小売業の在庫水準は減少しているものの、依然として高水準にあり、売上高の鈍化と相まって、大幅な在庫補充サイクルと運賃の回復は2024年半ばまでずれ込む可能性が高い。
先週、太平洋航路のスポット運賃はわずかに上昇し、北米西岸、東岸向けとも2019年の水準を上回った。また、8月の一括運賃値上げ(GRI)の成功は、需要の増加だけでなく、船社の厳しい船腹管理によるものだったが、船隊規模の拡大が続き、需要が減退すれば、9月中旬のGRIを発表している船社もある中でピークを迎えるかもしれない。
パナマ運河庁(ACP)は、パナマ運河経由のコンテナ輸送に大きな影響はまだ出ていないものの、低水位規制が少なくとも10カ月は続くと発表、市場には代替船や余剰船腹があるため、この制限によってコンテナ航路に大きな混乱が生じる可能性は低いとみられる。
中国発北欧の上半期コンテナ荷動き量は前年同期比で減少したが、需要は3月以降改善しており、6月は前年同月比で5%、2019年比で6%増加した。8月のGRIにより、北欧向けのスポット運賃は、需要改善と船腹削減を受け、先週まで約1,700ドル/FEU台と契約運賃を上回る水準まで上昇したが、船社がこの水準を維持できるかどうかについては懐疑的な見方がある。
アジア発地中海向けの需要は6月まで底堅く、8月の運賃は2,300ドル/FEUと7月より約20%上昇しており、荷動きが引き続き改善していることを示唆している。
(オーシャンコマース提供)














