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23.10.06EUが中国の海事投資に危機感
欧州議会の交通観光委員会(Tran Committee)はこのほど、中国による欧州海事インフラへの投資をリスク回避の観点から考察する委託調査レポートを公表、経済的な支配と情報セキュリティのリスクが高いと指摘し、FDI(海外直接投資)審査の厳格化や汎EUの海事カボタージュ法策定の必要性を示唆した。
同レポートによると、04〜21年における欧州海事インフラへの中国の投資は買収・出資が24件、完全新規投資(グリーンフィールド投資)が13件で、投資額は総額91億ユーロにのぼった。投資主体はCOSCOとChina Merchants(CMP)がメインで、中国国有の同2社がEU15港に拠点をもち、欧州のコンテナ取扱量の約10%を支配、またZPMCが欧州港湾のクレーンの主要サプライヤーとなっていると指摘。
リスク面では、経済的な支配とサイバー/データのセキュリティリスクが高くより注視が必要と強調した。特にサイバー/データリスクは急速な拡大を懸念、リスク調査のため加盟国からデータ収集する政策を策定し、高リスクの対象者は定期的な報告を課すことなどを提案した。
(オーシャンコマース提供)














