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23.11.01スポット運賃が反発しSCFI2ケタ上昇
先週の中国輸出コンテナ輸送市場は船社による船腹調整で北米、南米、豪州航路などでスペース不足が顕在化し、上海出しスポット運賃(THC除く)を反映した上海輸出コンテナ運賃指数の総合指数(2009年10月16日=1000)は1012.60と前週から10.3%も大幅上昇し3週連続でアップし、9月初旬以来、1000台を回復した。
先週のSCFIを航路別にみると、東西航路は欧州航路が前週比32.4%上昇し769ドル/TEU、地中海航路が10%上昇し1,221ドル/TEU、北米西岸航路が9.7%上昇し1,916ドル/FEU、北米東岸航路も7.4%上昇し2,361ドル/FEUといずれもアップした。
南北航路も中東ガルフ航路が14.4%上昇し1,101ドル/TEU、豪州・NZ航路が11.4%上昇し792ドル/TEU、南米航路が12.1%上昇し2,425ドル/TEUと2ケタアップしたほか、南アフリカ航路が3.3%上昇し1,514ドル/TEU、東・西アフリカ航路も5.0%上昇し2,307ドル/TEUと好調だった。
アジア域内航路は関西航路が0.3%下落し306ドル/TEUとわずかにダウンしたほかは、関東航路が横ばいの319ドル/TEU、東南アジア航路が1.1%上昇し187ドル/TEU、韓国航路も横ばいの142/TEUで安定を維持した。
貨物輸送市場情報プラットフォームを運営するXeneta(ノルウェー)は、来年の輸送需要2.5%増、船腹供給は6.5%増を見込んでいるが、需給不均衡が継続しても運賃が急落する可能性は低く、運賃は現行水準で横ばい後、反発すると予想されている。
9月までの累計で新造船引渡しは160万TEU ・236隻に対し、発注量は176万TEU・189隻を記録、市況低迷にもかかわらず、発注残量はむしろ増加 大型船やエコ船の発注が続き、一部には供給過剰が28年ぶりに解消されるとの見方も出ている。
北米航路における10月の週あたり船腹供給量は52.9万TEUで前年同期比13.6%減少、需給不均衡のため、年末まで船腹調整が続く見込み。
欧州航路は公表スケジュールより20%に近い供給縮小が効果を発揮し、運賃は反発したが、9月に13,000TEU型7隻、10月に24,000 TEU型4隻など大型船の引渡しが続き、10月の週あたり供給量は前年同期比4.3%増加した。
S&P Global(英国)が発表したHCOB総合購買担当者景気指数(PMI)は速報値で46.5と9月の47.2から低下し、2020年11月以来の低水準となった。特にドイツの製造業PMIは40.7にとどまり、英国経済も不振が深刻化し、コロナ禍やウクライナ戦争で悪化、最近、イスラエル・パレスチナ紛争による不確実性が増し苦戦している。
(オーシャンコマース提供)














