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23.12.06先週の中国輸出コンテナ輸送市場SCFI上昇
先週の中国輸出コンテナ輸送市場は、上海出しスポット運賃(THC除く)を反映した上海輸出コンテナ運賃指数(SCFI)の総合指数(2009年10月16日=1000)は1010.81と前週比1.8%上昇、4週ぶりに値上がりした。北米、欧州航路で年間契約の更改交渉が進行中で、船社による船腹調整が続き、北米、欧州航路の運賃は反騰したが需給不均衡が続くため、運賃引き上げ効果の持続は不透明な見通し。
先週のSCFIを航路別にみると、東西航路は欧州航路が前週比9.2%上昇し851ドル/TEU、地中海航路が6.7%上昇し1,261ドル/TEU、北米東岸航路が3.6%上昇し2,446ドル/FEU、北米西岸航路も1.2%上昇し1,646ドル/FEUと軒並みアップした。
一方、南北航路は南アフリカ航路が0.4%上昇し1,524ドル/TEUと唯一アップしたが、中東ガルフ航路は3.8%下落し1,152ドル/TEU、豪州・NZ航路が0.8%下落し920ドル/TEU、東・西アフリカ航路も2.1%下落し2,198ドル/TEUとなり、全般的にダウンした。
アジア域内航路は東南アジア航路が2.0%上昇し200ドル/TEUへ値上がりしたほか、関西航路は304ドル/TEU、関東航路が319ドル/TEU、韓国航路が137ドル/TEUといずれも横ばいで安定推移した。
北米航路はパナマ運河の1日あたり通航隻数が平時の36隻から12月に22隻、1月に20隻まで削減予定で、通航料も引き上げられる見通し。これに伴い、一部船社は200ドル/TEU前後の割増料の課徴を発表、パナマ経由の輸送制約が長期化するにつけ、北米西岸経由の内陸輸送の増加が見込まれている。
北米東岸航路における10月のスケジュール順守率は36.5%と低迷が続いている一方、北米西岸航路は港湾労使紛争が収拾後、混雑がが改善され53.4と20年8月以来の最高水準を記録し、今後も西岸港湾の好調は続くものと予想されている。
船社は12月に24便、来年1月は12便を欠便する見込みで、年内に追加一括運賃値上げ(GRI)を計画、一部の船社は現行契約を1月まで延長し、引き上げた運賃基準で新契約の締結を推進中だ。
欧州航路は欧州主要国の景気低迷が来年も続く予想から運賃も弱含みで推移すると予想、経済協力開発機構(OECD)は最近発表した経済見通しで、24年の実質GDP成長率をフランス0.8%、英国0.7%、ドイツ0.6%など1%を下回り、の経済圏に比べて低調な成長率を見込んでいる。
(オーシャンコマース提供)














