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先週の中国輸出コンテナ輸送市場は、紅海危機による物流混乱や春節効果などの影響で、上海航運交易所(SSE)が2日に発表した上海出しスポット運賃(THC除く)を反映した上海輸出コンテナ運賃指数(SCFI)の総合指数(2009年10月16日=1000)は、北米向けの上昇に支えられ、前週比1.8%上昇し2217.73と高水準を維持した。

先週のSCFIを航路別にみると、欧州航路は前週比4.8%下落し2,723ドル/TEU、地中海航路も3.8%下落し3,723ドル/FEUとダウンしたが、北米西岸航路は13.4%上昇し5,005ドル/FEU、北米東岸航路も3.7%上昇し6,652ドル/FEUへ値上がりした。

南北航路は南アフリカ航路が0.2%上昇し2,552ドル/TEU、東・西アフリカ航路が0.2%上昇し2,464ドル/TEUとなったが、中東ガルフ航路は4.6%下落し1,586ドル/TEU、豪州・NZ航路が0.6%下落し1,249ドル/TEU、南米航路も4.3%下落し2,552ドル/TEUと、上げ下げが交錯した。

アジア域内航路は関西航路が横ばいの289ドル/TEU、関西航路も横ばいの302ドル/TEUで安定を維持したが、東南アジア航路は4.7%下落し305ドル/TEU、韓国航路も157ドル/TEUへ下げた。

北米航路は米国向け輸入比率がパンデミック後の調達先多様化と相まって変化、2018年に47%に達した中国への依存度は22年に40.7%、23年は39.6%まで低下した一方、ベトナムは2013年の3.3%から23年には8.7%と2倍以上拡大した。

1月のスエズ運河の通航船は前年同月比67%減少し、1日あたりの平均通航隻数は現在4.25隻と、イエメンの武装組織フーシ派による商船への攻撃が始まった前の15隻に比べて大幅に減少するなど、スエズ運河の利用制限が続き、北欧州、地中海航路の輸送効率の低下を招いている一方、フーシ派がイランの友好国である中国の商船は攻撃しないと発表したため、CUL、TRANSFARなど中国系船社は紅海地域のサービスを強化し、積極的な営業に乗り出している。


(オーシャンコマース提供)


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