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先週の中国輸出コンテナ輸送市場は、スポット運賃(THC除く)を反映した上海輸出コンテナ運賃指数(SCFI)が13航路中12航路で上昇、総合指数(2009年10月16日=1000)は3044.77と前週比12.6%上昇し6週連続でアップ、2022年8月26日の3,154.26以来、21カ月ぶりに3000台へ乗せ、紅海危機前の高値だった2239.61を36%上回った。

先週のSCFIを航路別にみると、東西航路は欧州航路が前週比9.7%上昇し3,740ドル/TEU、地中海航路が11%上昇し4,720ドル/TEU、北米西岸航路が18.9%上昇し6,168ドル/FEU、北米東岸航路が11.7%上昇し7,206ドル/FEUと好調だった。

南北航路も中東ガルフ航路が6.3%上昇し2,542ドル/TEU、豪州・NZ航路が4.1%上昇し1,342ドル/TEU、南米航路が4.9%上昇し7,408ドル/TEU、南アフリカ航路が24.1%上昇し4,824ドル/TEU、東・西アフリカ航路も15.7%上昇し6,191ドル/TEUと急騰した。

アジア域内航路は東南アジア航路が21.6%も大幅上昇し547ドル/TEU、韓国航路が1.2%上昇し163ドル/TEU、関西航路が0.3%上昇し293ドル/TEUだったが、関東航路は2%下落し299ドル/TEUと唯一マイナスとなった。

今年はピークシーズンが早期に始まり、主要港の混雑が発生、米国の輸入業者は輸送需要の好調は伝統的なピークシーズンである秋まで続くものと予想するなど、主要港の混雑が発生する一方、AXS-Alpaliner(仏)のデータによると、5月20日現在の待機コンテナ船は57隻・13万9,984 TEUと全船隊の0.4%に過ぎず、22年2月のパンデミック時と同様の状況となっている。

北米航路は、米バイデン政権が今年8月から米国に輸出される電気自動車(EV)、半導体など、一部中国製品の関税引き上げを発表したことで、米中トレードの荷動き増加が予想、また、前週に続き、配船社がスポット運賃の上昇で収益性を最大化するため、NVOCCやフォワーダーなどに割り当てるスペースを削減、これにより4週間以上の先の船腹を早期に確保しようとする動きが高まり、運賃上昇を加速させているという。

欧州航路では、荷主とフォワーダーが急上昇しているスポット運賃が実際はもっと高い水準だと嘆いており、実勢レートは6,000~7,500ドルの水準とみられている。

アジア域内航路も最近、シンガポールやポートクランなどの港湾が混雑、これによる運賃上昇が
続いてるだけでなく、インド港湾でのスペース、コンテナ不足も報告されている。


(オーシャンコマース提供)


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