新着情報
JIFFAの最新ニュースをお届けします。
24.06.26SCFI2.9%上昇も、上昇幅は5月以降最低
先週の中国輸出コンテナ輸送市場は、需要堅調や港湾混雑の影響で運賃上昇が続いたが、スポット運賃(THC除く)を反映した上海輸出コンテナ運賃指数(SCFI)の総合指数(2009年10月16日=1000)は、3475.60と前週比2.9%の上昇にとどまり、上昇幅は5月初旬の労働節連休以来の最低水準を記録し、上昇の勢いが鈍化した。
先週のSCFIを航路別にみると、東西航路は欧州航路が前週比4.5%上昇し4,336ドル/TEU、地中海航路が0.1%上昇し4,855ドル/TEU、北米西岸航路が3.9%上昇し7,173ドル/FEU、北米東岸航路も3.9%上昇し8,277ドル/FEUだった。
南北航路は中東ガルフ航路が2.0%下落し2,893ドル/TEU、東・西アフリカ航路が1.9%下落し5,776ドル/TEUと不調だったが、豪州・NZ航路は1.3%上昇し1,406ドル/TEU、南米航路が3.0%上昇し8,558ドル/TEU、南アフリカ航路が1.2%上昇し5,541ドル/TEUとなった。
アジア域内航路は東南アジア航路が8.8%上昇し739ドル/TEU、韓国航路が3.7%上昇し169ドル/TEU、関西航路は293ドル/TEU、関東航路は299ドル/TEUと、いずれも横ばいで安定推移した。
荷主は、運賃がさらに引き上げられる前に貨物を早期に出荷する動きを続けており、需要も引き続き堅調に推移し運賃の上昇を支えている。
一方、ピークシーズンの前倒し出荷による好調な需要は無期限に続くわけではないが、欧州で港湾労働者によるストライキで混雑が続いていることが運賃上昇を下支えする要因として作用し、今後の米東部・ガルフ諸港での港湾ストの有無が運賃の動向のカギとなりそうだ。
北米航路は需要好調が続き、運賃も強含みで推移する中、 主要船社が新規サービスを開設するなど、船腹の追加供給が続いており、COSCO(中国)/OOCL(香港)はアジア/北米西岸航路に6隻を追加投入、 SeaLead Shipping(UAE) BAL(中国)などの小規模なアジア域内船社もサービスを再開している。
欧州・地中海航路も荷動き好調と港湾混雑の影響により、運賃の上昇傾向が続いており、主要船社は6月の運賃一括値上げ(GRI)に続き、7月前半にも1,000ドル/FEUレベルのGRI実施を予定している。
ドイツの主要港湾では、労働者が24~48時間作業を中断するなどのストが続いており、物流に支障が生じている一方、フランスでは早期の総選挙が決定したため、今年9月までは港湾労組のストが一時中断された。
アジア域内航路は主要港湾の混雑が続き、運賃も含みで推移、SCFIは2022年8月22日以来、初めて700ドル/FEUを上回った。
(オーシャンコマース提供)














