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国際商業会議所(ICC)の国際海事局海賊報告センター(IMB PRC)がまとめた2024年上半期(1〜6月)の海賊行為発生件数は60件で前年同期比5件減少した。

事件のうち船内への侵入を伴うものは46件で、未遂は8件、ハイジャックは4件、火器による発砲を受けたケースは4件で、犯罪者の犯行に及んだうち船内侵入の成功率は85%に達している。件数は減少したものの、犯行の凶悪度は各地で増加しており、警戒の継続、強化が求められている。

船員への暴力、危害は、85人が一時人質にとられる状況になり前年同期の36件から急増、また身代金目的などで誘拐された船員は11人、負傷者は2人で、34件で犯人が銃やナイフで武装していた。

ソマリア沖では期中に8件発生し、うち3件では船舶のハイジャックが起きている。特に沖合1,000海里で発生したケースもあり、活動領域の拡大が懸念されていて、IMBの担当者は船主や船長らに対し、安全確保のガイドラインに沿った安全確保対策の継続を呼びかけている。

西アフリカ・ギニア湾岸では、10件と前年から4件減少したものの、2件で合計11人の船員誘拐を伴う事件や21人が身代金目的の人質にとられるなど、依然、凶悪度の高い事件が発生しており、各国海軍による警戒、取り締まりの継続が求められている。

シンガポール海峡では13件で前年比7件減少した。これまで比較的凶悪度の低い事件が多いとされてきたが、6件では船員10人が人質にとられ、11件では犯人が火器やナイフで武装していたケースとなり危険性が高まっている。


(オーシャンコマース提供)


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