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10.10.07中国の対日輸出入通関、3日で214件「遅延」:経産省調査
経済産業省は5日、中国における対日輸出入貨物の通関状況などに関する調査結果を発表した。調査は9月28日から30日までの3日間で物流企業、商社やメーカー合わせて1,146社を対象にアンケート方式で実施、424社から回答(物流110社/商社20社/自動車76社など)があり、うち輸出検査の厳格化(強化)で輸出入に遅延ありとしたのは124社(214件)だった。
遅延の発生地域は上海が121件と最も多く、次いで深せん35件、天津 31件、広州、大連各19件、北京17件、青島13件、厦門11件、その他38件(寧波/蘇州など)と中国各地に及んだ。遅延発生は9月20日前後以降に多く、27日の40件弱を最高に21日、28日は30件を超え、24日も26件、26日の6件以外は連日2ケタを数えた(このほか7月3件/8月1件/不特定91件)。
検査の強化などで遅延などが有りとした業種は、産業機械、鉱物資源各7件、情報通信機器・電子製品11件、自動車13件、繊維、化学品各4件などで機械部品、建機、医療器具、家庭雑貨、自動車部品、飲料、食品など幅広い。大別では物流139件、商社26件、その他49件を数える。
検査強化は検査率引き上げが多く、地域ごとに特色はなくばらつきが見られ、対日輸出の引き上げが114件、対日輸入のそれが77件。船舶貨物は従来の検査率3-5%が20-30%に、航空貨物は3-5%が日系航空会社搭載貨物は50%に引き上げ。また上海の税関は日本からの、ある部品輸入で通常30%の開梱率が50%に、日本への輸出は100%、さらに航空便でも港湾と同様に検査率は上昇し天津空港では通常20%が25%、広州空港は通常25%が30%になっている。
その他の強化では、中国語記載の通関書類や製品成分の分析結果、ブランド証明資料など、従来提出していない資料が新たに要求されているなどの回答もあった。また適用されるHSコードの変更で指導があり、これに伴い税率が上昇したとの報告もある。たとえば過去は関税率10%のHSコードで輸入許可が下りていたのが、今回の申請時には関税率15%のHSコードの適用を求められたという。このほか直近では遅延が解消したとの回答も8件あり、うち2件は9月28日に解消、それ以外は解消日は不明。
またレアアースの輸出状況調査結果もまとめ、152社中66社が通関許可が出ないなどで遅延ありと回答した。今回の調査とは別に28日以降、輸出許可が受け付けられたとの情報の一方で輸出検査の厳格化が行われているとの情報もあり、完全に輸出再開との判断が出来る状況にないとしている。














