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米西岸港の使用者団体Pacific Maritime Association(PMA)は4日(現地時間)、港湾労組(International Longshore and Warehouse Union:ILWU)に対して年率平均3%の賃上げ、健康保険料の全額負担、年金の11.1%引き上げ、など組合側の要求に歩み寄る具体的な契約条件を提示した。PMAはスローダウンによる西岸のターミナルの混雑がますます悪化し、生産性が落ちていることから、ILWUが新提案を受け入れない場合、5-10日以内にロックアウトもあり得ると示唆した。

提示された主な内容は次の通り。

  • 契約期間は5年。
  • 基本給を時給35.68ドルから40.68ドルに引き上げ。これは5年間で14%、年間平均約3%の賃上げとなる。これに残業、熟練給、夜勤手当、有給などの付加給も加算される。これによりフルタイムの労働者の年俸は現在の14万7,000ドルをかなり上回る。
  • 健康保険は全額使用者負担を維持する。保険料は年間1人あたり3万5,000ドルに達している。争点一つとなっていたキャデラックプラン(医療保険改革法で1処方箋あたり1ドルを自己負担すればすむ豪華な医療保険)も全額使用者負担とする。ただ、これは18年1月実施のため、使用者側の負担は1年間のみとなる。
  • 年金は現行の年間平均7万9,920ドルから11.1%増の8万8,800ドルへ引き上げる。
  • トラックシャシーの保守・点検(M&R)はILWUの管轄を維持する。




(オーシャンコマース提供)


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