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ジェトロ(日本貿易振興機構)は17日、財務省貿易統計と中国海関統計をもとに2015年の日中貿易を双方輸入ベースで調査しとりまとめた結果を発表、総額は前年比11.8%減の3,032億8,609万ドルで、リーマン・ショック直後の2009年以来6年ぶりの2ケタ減少に転じた。日本側の貿易赤字は前年比2.7%減少の178億5,477万ドルとなり、12年以降4年連続の赤字となった。円換算では総額が0.8%増の36兆7,033億円で輸出は0.2%増の17兆2,810億円、輸入が1.3%増の19兆4,223億円となっている。

輸出(中国の対日輸入)は、食料品以外は軒並み減少した。主に円がドルに対して14.5%下落したため円安の進展を受けほぼすべての品目で減少し12.3%減の1,427億1,566万ドルと前年の微増から2ケタ減に転じた。構成比最大品目の電気機器はICと通信機が増加したものの全体では減少。輸送用機器は、乗用車が前年の2割増から2割減に転じ、一般機械は電算機類(含周辺機器)を除き軒並み減り、とくに前年3割近く伸びた金属加工機械が2割減った。

一方、輸入は前年の横ばいから減少へと傾き、ほぼすべての品目で減少し11.3%減の1,605億7,043万ドルとなった。最大品目の電気機器は通信機、光電池の減少が主因で前年の微増から1割減になり、一般機械はパソコンなどの電算機類の減少が主因で前年の微増から1割強の減少に転じ、衣類・同付属品は前年に引き続き1割減少した。日本の輸入に占める中国の構成比は2.5ポイント上昇し過去最高の24.8%に達した。

16年の見通しは貿易総額が減少傾向を続けるとみており、輸入が輸出を上回る状況は変わらず、対中貿易収支は5年連続赤字となる可能性が高い。輸出は中国の景気減速や市況の低迷が下押しし、輸入は反動減の影響は一巡するものの減少が続く、と予測している。


(オーシャンコマース提供)


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