新着情報

JIFFAの最新ニュースをお届けします。

米連邦海事委員会(FMC)は昨年第4四半期から今年初めにかけて米国/アジア間の貿易が輸出入ともに増勢となっている一方で、船社による係船などで船腹が不足し、輸出入業者から、とくに対アジア航路でスペースの確保が難しくなっているという声とともに、輸出業者からはそれに加えて空バンの手当てができないとの不満が寄せられているとして、船腹や機器不足の実態調査に乗り出すことを決めた。

米国ではオバマ大統領が1月27日に、向こう5年間で輸出を2倍にする目標を掲げた国家輸出戦略(National Export Initiative: NEI)を発表、3月11日にはその実現のために国内にあるすべての資源の利用を指示した大統領令を発令した。船腹とコンテナ機器の不足はこの国家目標の実現を妨げる原因になるとの懸念から、FMCでは米定期航路における現状と慣行、および米国海上貿易の円滑な流れを阻害する要因を調査し、そこで得られた情報をもとに、船腹・機器不足への対応を決めることにしている。調査項目は次のようになっている。

  1. 輸出入定期航路の最近の状況。
  2. 船社・荷主・リース会社所有のバンの管理と配分に関する船社の一般的な対応。とくに、すべてのカテゴリーの輸出品に対する空バンの管理・供給・配分・調達の状況について。
  3. 米国トレードにおける配船状況に関する船社の動向と計画。
  4. サービスコントラクト(SC)に関する一般的な動向。 とくに、a)期限が残っている時点で契約最低数量を達成した場合の、達成前と後の船社のブッキングに対する対応、b)ブッキング取り消しに関する船社の対応、c)オーバーブッキングに関する船社と荷主の対応、d)米輸出入需要を満たす定期船サービスを手配する際に、上記のことがどのような影響を及ぼすか、について。
  5. 米国定期船トレードに影響を及ぼす条件や慣行について。

FMCの調査官は6月15日までに中間報告を提出し、7月31日までに最終報告をまとめることになっている。


Copyright© 2000- Japan International Freight Forwarders Association Inc. All Rights Reserved.