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東北地方整備局をはじめ地域の物流関係者で組織する東北国際物流戦略チームは先週開いた本部会合で東北エリアでの45'国際海上コンテナの公道走行実験を10年度に実施することを決めた。45'コンテナの国内走行は九州地方整備局が九州エリアで、また関東地方整備局も関東エリアで公道および鉄道での輸送実験を試みるなど国内での輸送実現へ取り組み事例が出ているが、東北では初めて。4月以降準備に入り海外から専用シャシーを輸入調達し、国内運送手続きを踏んで年内に実証実験を行う計画を進めている。

今回想定する実験の対象荷主東洋ゴム工業で、同社は岩沼工場/仙台物流センターから仙台港高砂コンテナターミナルを利用して北米向けタイヤを輸出し、45'コンテナにも関心を持っている。45'コンテナは日本国内を走る海上コンテナとしての特例(優遇)措置対象外のため、国内走行では海上コンテナとしてでなく「特殊車両」としての通行許可を得て実施する。

実験は県道10号線経由/国道4号線・産業道路経由、仙台東部道路(岩沼IC〜仙台東IC)経由の3ルートについて3回程度行う。東洋ゴム工業では現行で1日3往復輸送しており、効率化を検証するため45'での輸送でも同じ往復数行う。

実証項目は、積載容積による物流効率化と、これに伴うコスト削減を確認するため40'利用時との1回当たりの輸送量をトン数、製品数量別に比較検討、現状の1日当たりのドレージ回数について45'利用時に増減が生じないかを確認する。コスト面とともに安全性も重心、コーナー速度などで東京海洋大の渡邊教授開発のトレーラー横転防止システムを導入し検証する。

実験にあたっての45'国際海上コンテナ用のシャシーは現段階で国内シャシーメーカーの開発協力が得られない状況からオランダのBroshuis社もしくはBurg社のマルチ(20/40'/45'対応可能)対応の3軸シャシーを輸入調達する。シャシー調達に期間を要するため4月以降手順を踏んで11-12月にも実験するなどを考えている。


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