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コンテナ海上輸送見積もりをワンストップのオンラインサービスで提供しているFreightos(香港)が9日に発表した先々週のFreightos Baltic Index(FBX)と呼ぶスポット運賃指数は、アジア発北米西岸向け(FBX01 Weekly)が前週比9%上昇し1,672ドル/FEU、アジア発北米東岸向け(FBX03 Weekly)が3%上昇し2,667ドル/FEU、アジア発北欧州向け(FBX11 Weekly)は31%上昇し1,655ドル/FEU、アジア発地中海向け(FBX13 Weekly)は18%上昇し2,345ドル/FEUだった。FBXは世界の主要12航路における1,800万件にのぼる運賃見積もりを収集しFEUあたりで表示している。

また、航空運賃指数のFreightos Air Indexは、中国発北米向けが12%下落し3.48ドル/kg、中国発北欧 向けが2%上昇し3.14ドル/kg、北欧州発北米向けが6%下落し1.69ドル/kgだった。
Freightosの分析によると、8月初旬の船社による一括運賃値上げ(GRI)により、アジア発のスポット運賃は輸送需要の回復と船腹削減の強化が重なり、月初から大幅に上昇、北米西岸向けは7月中旬と比較して44%の上昇、2019年比で23%の上昇、北米東岸向け東海岸のレートは8日に2,883ドル/FEUに達し、7月中旬から20%上昇し、2019年より2%高い水準となった。

パナマ運河の水位が低いことも、北米航路の運賃を押し上げる要因となっている。6月以降、運賃や運航に大きな影響を与えることなく、サーチャージや規制が実施されてきたが、今週、運河通航前に混雑やコンテナの積み降ろしを余儀なくされたコンテナ船が初めて報告、この状況が混乱を引き起こす可能性があると指摘された。
 欧州向けもGRIがスポット運賃を今週は1,782ドル/FEUまで押し上げ、7月比で37%も上昇、2019年比で28%の上昇となった。同航路はここ数カ月、輸入量が緩やかに増加、6月の輸入量は昨年比3%増となったが、太平洋航路と同様、大幅かつ持続的な船腹削減が伴わなければ、運賃上昇は定着しない可能性が高い。

地中海航路の需要は引き続き旺盛で、他の航路で運賃が下落しても、2019年の水準を上回る運賃を維持、4月から続いていた約2,400ドル/TEUの高水準から、7月には約17%下落したが、GRIにより、先週は2019年比で38%高い2,423ドル/TEUまで値を戻した。

一方、大西洋航路の荷動きは昨年5月から徐々に減少、6月には2019年の水準を下回った。太平洋航路の需要減退に伴い、船社が年初から大西洋航路にコンテナ船を転配シしていたが、先週は1,688ドル/FEUとパンデミック前の水準を下回り、船社は船腹を他航路へシフトし始めている。


(オーシャンコマース提供)


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