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23.10.27Xenetaが来年は需要2.5%増、供給6.5%増予測
貨物輸送市場情報プラットフォームを運営するXeneta(ノルウェー)はこのほど、来年のコンテナ市場予測をまとめ、24年は需要が2.5%増に対し船腹供給が6.5%増、スポット運賃は不安定な一方、長期運賃は今年より安定し、スポットと長期は大きく乖離せず推移すると予想した。
Xenetaは来年の市況での注目ポイントとして(1)消費者支出、(2)船腹増加、(3)古典的な季節性の復活、(4)米国東岸・ガルフの労使交渉、(5)2Mの解体、(6)炭素排出規制、の6点を挙げた。(1)では世界GDP成長率予測が23年、24年は3%と鈍化する見込みから、24年のコンテナ輸送需要はTEUベースで2~3%の増加と予測、(2)では23年に続き24年は史上最高レベルで船腹が増加、16年の65.7万TEUには及ばないが解撤が増加するほか、船社は減速航行、投入船追加などを行い、大型船をカスケードすることで主要航路の均衡を守る一方、小規模航路の収益性を犠牲にする可能性もある。また(4)では東岸・ガルフ港湾労組(ILA)と使用者側のUSMAの現労働協約が9月30日に失効、労働争議となった場合24年初頭から貨物に影響を与え、西岸向け運賃が上昇し西岸/東岸のスポット運賃差が縮小、荷主は運賃だけでなく輸送時間や信頼性、予測可能性を考慮する必要があると指摘した。
(5)では2Mの解消(来年1月)と、欧州でのコンソーシアム規則廃止(来年4月)により不確実性が増す見込みで、荷主は起用船社が少ないサービスに集中しサービス範囲を縮小するかどうかなど戦略を知る必要があると注意を促した。(6)ではEU周辺でフィーダーではなく内陸輸送を選択する船社や荷主が増える可能性があると言及した。
(オーシャンコマース提供)














