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24.05.01ONE23年度、9.74億ドルの黒字
邦船3社のコンテナ船事業統合会社、Ocean Network Express(ONE)が4月30日に発表した22023年度通期決算は、昨年末までは、荷動きの伸び悩みと新造船竣工による供給圧力から 短期運賃市況が低迷する局面が続いたが、第4四半期(24年1~3月)に入り、中東情勢に起因する喜望峰経由の迂回ルートが定着したことで、船腹余剰感が緩和、短期運賃市況が大きく上昇したものの、第3四半期までの運賃下落が響き、売上高が前年度比50%減の145億3,600万ドル、EBITDA(税引き前・利払い前・償却前利益)が87%減の20億4,400万ドル、EBIT(営業利益)が97%減の3億9,200万ドル、税引き前利益が94%減の9億7,400万ドルと大幅な減収減益となったが、黒字を確保した。期中の平均燃油価格は22%低下し592ドル/トン、総積み高は需要回復で8%増の1,261.9万トンだった。
2024年度通期業績は、目下の経済的、地政学的環境が当面持続するとの見通しから、売上高が前年同比14.5%増の145億3,600万ドル、EBITDAが24.3%増の20億4,400万ドル、EBITが51%増の3億9,200万ドル、税引前利益は2.6%増の9億7,400万ドルを見込む。
荷動き需要は米国を中心に緩やかな回復が一定程度見込まれるものの、地政学的不安定さや継続的なインフレを背景に本格的な回復には至らず、新造船竣工がピークを迎え、供給が需要を上回る状態が続く一方、上期中は不透明な中東情勢に起因する喜望峰ルートの利用拡大が需給状況に大きく影響し、高い船腹需要を生み出すと予想している。
(オーシャンコマース提供)














