新着情報
JIFFAの最新ニュースをお届けします。
24.07.03欧米向け好調でSCFI上昇率アップ
先週の中国輸出コンテナ輸送市場は、スポット運賃(THC除く)を反映した上海輸出コンテナ運賃指数(SCFI)の総合指数(2009年10月16日=1000)が欧米向けの好調を支えに3714.32と前週比6.9%上昇、前週の2.9%上昇から再び上げ幅が拡大した。
先週のSCFIを航路別にみると、東西航路は欧州航路が前週比12.5%上昇し4,880ドル/TEU、地中海航路が11%上昇し5,287ドル/TEU、北米西岸航路が9.2%上昇し7,830ドル/FEU、北米東岸航路も12%上昇し9,274ドル/FEUと大幅アップした。
南北航路は中東ガルフ航路が6.3%下落し2,711ドル/TEU、東・西アフリカ航路が1.6%下落し5,681ドル/TEU、豪州・NZ航路も0.6%下落し1,397ドル/TEUと不調だったが、南米航路は3.5%上昇し8,854ドル/TEU、南アフリカ航路が0.8%上昇し5,584ドル/TEUと上げ下げが交錯した。
アジア域内航路は東南アジア航路が0.5%上昇し743ドル/TEU、韓国航路が1.8%上昇し172ドル/TEU、関西航路は293ドル/TEU、関東航路は299ドル/TEUと、いずれも横ばいで安定推移した。
運賃の高止まり長期化に伴う荷主の早期出荷の動きで、港湾混雑と船腹供給不足が深刻化し、欧州と北米の港湾運営に支障が出る可能性が出てきた。
欧州ではフランス議会の解散で9月まで港湾ストの延期が予想される一方、北米ではカナダの鉄道
労働者のストの合法性判断が近日中に下される予定で、港湾運営の混乱に対する懸念が続いている。
一方、中国では平均コンテナ価格が2年ぶりの高値を記録、40'HCは今年3~4月の平均価格1,700ドルから2倍以上上昇し3 600ドルに達し、貨物需要好調の影響を反映している。
北米航路では、船社の空コンの回送とターミナルの再稼働により、アジア諸港の混雑は緩和されているものの荷主が混雑によるリードタイムを考慮した、早期出荷に踏み切ったため、北米地域の貨物需要は堅調に推移し、一部のフォワーダーと船社は、優先順位を上げて早期に出荷できるプレミアム運賃を提示、スポット運賃の上昇加速に影響を与えている。
一方、最近、電子商取引(EC)輸入品に対する米国税関の調査が厳しくなったにもかかわらず、航航空貨物荷動きも好調を維持し、高い需要を支えている。
欧州・地中海航路は荷動き好調と港湾混雑が続く中、船社は8月から9月まで高運賃を維持する構えで、MSC(スイス)は7月1日から4日までのブッキングで、すべてのアジア発欧州向けFAKレートを最大9,800ドル/FEU引き上げると発表している。
アジア域内航路ではシンガポール海事港湾庁(MPA)が港湾混雑を解消し、コンテナ取扱量の増加に対応するため、トゥアス港に3つのバースを追加し、コンテナの荷役効率を向上させる予定であると発表した。
(オーシャンコマース提供)














