新着情報
JIFFAの最新ニュースをお届けします。
24.07.26上半期のコンテナ船腹量過去最高
ボルチック国際海運協議会(BIMCO、英国)がまとめた最新レポートによると、年初以来、コンテナ船の輸送能力は160万TEU増加し1年前と比べ11%増加して2,950万TEUとなり、この15年間で最も急激な船隊の増加となった。今年上半期(1〜6月)では、合計160万TEU・264隻がデリバリー、前回の記録が樹立された昨年上半期よりも3分の2増加した。
さらに、荷動き量の大幅な増加や紅海の脅威を避けるために喜望峰経由による迂回ルートへの変更に伴う高い船腹需要がコンテナ船のリサイクル活動を抑制する一因となり、今年リサイクルされたコンテナ船は5万1,000TEU・36隻のみにとどまっている。
記録的な竣工量にもかかわらず、船主は新造船の発注を続けており、年初からの累計で40万TEU・63隻が発注、受注残対運航船隊の比率は19%と依然として高い。現在の受注残には2028年までの引き渡し予定が含まれ、2025年から2027年までに年平均150万TEUの引き渡しが予定されている。
最も急成長が見られるのは12,000〜17,000TEU型で、既存コンテナ船隊の中で最大の船型で、22%を占め、 2022年と2023年の主な成長原動力となったこの船型は、前年比25%増加し、全体のほぼ50%を占めた、さらに受注船腹の50%以上を占めるため、今後数年間の成長の中心となると予想している。
また、2015〜2021年に17,000TEUを超える大型船が成長の中心を占めたが、船主の焦点がアジア/欧州航路での運航に限定されている大型船から離れたため、現在は受注残の17%を占めるにとどまり、うち212隻はすでに就航し、同航路のほとんどをカバーしている。
コンテナ船隊の輸送能力は、今年第3四半期(7〜9月)末に初めて3,000万TEUを超え、2024年末までに3,050万TEUに達すると予想。2027年末までに、発注残がさらに430万TEU追加される予定で、荷動き量の増加がこの船腹拡大に匹敵する可能性は低いため、リサイクルが増加し、船隊全体の増加が抑制されると見込んでおり、さらに、最終的にコンテナ船が紅海とスエズ運河に戻ることができれば、船の需要は減少するとみている。
(オーシャンコマース提供)














