新着情報

JIFFAの最新ニュースをお届けします。

デンマークの海運調査会社、Sea-Intelligenceが28日に発表した世界の34航路・60船社以上を対象に調査したLiner Performance(GLP)に基づく2024年のスケジュール順守率は紅海でのイエメンの武装組織フーシ派の商船攻撃にともなう喜望峰経由の迂回ルートへの変更や荷主による貨物の出荷前倒し、主要な積み替えハブ港での混雑により打撃を受け、年間平均で53%となった。
 24年12月は前年同月から3%悪化したが、年間を通じ50%〜55%の範囲内にとどまり、過去6年間の平均55%をわずかに下回り、2023年の62%の平均を大幅に下回った。2023年11月にフーシ派の攻撃が始まり、コンテナ船の喜望峰経由による迂回が始まったことや12月にコンテナ船の喜望峰経由による2回目の迂回により是年比で大幅に悪化したという。

船社別では、主要13船社のうち6船社が、24年12月に前年同月比で改善を達成、うちZIM(イスラエル)は前年同月比で5%を超える最大の改善を達成した一方、Evergreen(台湾)は12%を超える最大の悪化となり、主要船社の平均スケジュール順守率は51%を超えた。

12月のスケジュール順守率はMaersk(デンマーク)が唯一60%を超え最高だった。これは、Hapag-Lloyd(独)と構成するGemini Cooperationの一環として、新しいルートシステムの実施に向けて取り組んでいたためで、2月1日から、新たな基幹ルートの主要ハブにコンテナを送り込むために多くの港からシャトル便で、新ハブ港で接続するサービスを開始し。Maerskはアジア/欧州航路では90%のスケジュール順守率を超えるため、3港に寄港する計画で、今年5月までに新スケジュールへのコンテナ船のシフトを完成させる予定だ。

一方、12月のスケジュール遅れは前年同月比0 .12日減、11月より0.24日減の5.28日で、7月以降で最も低く、2024年は年間平均で5.43日でコロナ禍の2021年、2022年より短ったが、過去の平均5日を上回った。


(オーシャンコマース提供)


Copyright© 2000- Japan International Freight Forwarders Association Inc. All Rights Reserved.