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25.10.171~9月世界での海賊行為116件に増加
国際商業会議所(ICC)の国際海事局海賊報告センター(IMB PRC)がまとめた今年1~9月の世界における海賊行為発生件数は116件で、前年同期の79件から大幅に増加し、2021年以来1~9月期では最多記録となった。
事件全体の91%にあたる102件が船内への侵入を伴うもので、ほとんどが夜間に発生した。未遂が9件、ハイジャックが4件、火器による発砲を受けたケースが1件だった。船員への危害では72人が被害に遭い、うち43人が一時人質となり、16人が誘拐され、3人が負傷した。襲撃を受けた船のうち航行中だったものが89隻、錨泊中が23隻、接岸中は4隻だった。
地域別では、西アフリカ・ギニア湾岸では15件と前年から3件増加し、船員の誘拐を伴う事件も依然この海域で多発しており、14人が誘拐されている。また、犯行グループは外洋域まで進出して襲撃する能力をもっており、IMB PRCは引き続き警戒を続けるよう呼びかけている。
シンガポール海峡では73件発生し、1991年以降最多となった。船員が一時人質となったり、脅迫を受ける、負傷するなど凶悪な事件も増加し、41件では犯行グループが刃物や火器で武装していた。インドネシア海洋警察(IMP)は今年7月に海賊行為をしていた犯罪グループ2組を摘発して以降、事件件数は大幅に減少したとしている。
(オーシャンコマース提供)














